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先日、「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演した那須川天心が、元プロボクサー・フロイドメイウェザーJr.とのエキシビジョンマッチでの裏話を披露したとして話題になっていますね。

那須川天心対メイウェザーの話題の中心は、蹴りをなぜ了承しなかったかという事ですが、テレビ構成上どうしても那須川天心に都合の良い内容担っているので真実を元プロボクサーの私がお話したいと思います。

この記事では、那須川天心対メイウェザーの「蹴り」について詳しくお話したいと思います。

那須川天心対メイウェザーでなぜ「蹴り」は禁止だったのか?

番組では何だか那須川天心に都合の良いように話していましたが(本人が話していたので当たり前ですがw)、メイウェザーが蹴りを禁止するのは当たり前です。

というのは、メイウェザーもエキシビジョンマッチの直後リングでコメントしていましたが、彼は引退したボクサーであってそれは今後も変わらないという事・・

そもそも引退した40を過ぎたプロボクサーになぜRIJINサイドは声を掛けたのかという事です。

明確な理由は以下になります。

・メイウェザーがボクシング会でのビッグネームだったから
・メイウェザーは既に引退しており、現役と比較すれば落ちている事は想定できたから

大きく分けてこの二つが理由となります。

正直、メイウェザーサイドからしてみたら那須川天心とやるメリットなどありません。

これは、メイウェザー本人も口にしている事で、メイウェザーが那須川天心とやる事でボクシング界にもメイウェザーにもメリットは無いです。

RIJINサイドがお願いをしてきたのですから、ボクシングルールで蹴り無しにするのは当然だと思いませんか?

では、RIJINサイドがなぜメイウェザーにオファーを出したのか・・

そして、なぜボクシングルールで蹴り無しにしてまで那須川天心とメイウェザーに試合をやらせたかったのでしょうか。

それは、ボクシングのマーケットが欲しかったからです。

ボクシング界のマーケットを格闘技界が欲しがっているのは明確

これまでの過去を振り返ってみればわかるように、格闘技界はボクシング界に対して敵意を持ち、事ある毎に比較してきました。

ボクシングは古代ローマの時代から拳闘として歴史を創っており、オリンピック競技でもあるれっきとしたスポーツです。

格闘技でもありますが、そもそもがスポーツであり12ラウンドを戦い抜く事はフルマラソンを走り切る事と同等とも言われています。

これは、メイウェザーも「12ラウンド闘う事が試合であり、那須川天心とやるのはエキシビジョンでしかない。」と話しています。

メイウェザーのファイトマネーは1試合で100億円を超え、プロボクシングの世界戦ではファイトマネー億超えは当然というマーケットです。

RIJINもそのマーケットを取り入れたくて、ボクシング界の王と言われているメイウェザーを倒す事で一気に取り込めると睨んだのでしょう。

そして、メイウェザーと那須川天心で失敗した事で何とか名誉挽回したくて1000万円企画で引退して階級が下の亀田興毅にオファーを出すという戦略です。

メイウェザーが蹴りを禁止するのは当然

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マクレガー戦のメイウェザー(引退後)

那須川天心との数分のエキシビジョンを終え、控え室に戻ったメイウェザーは「楽な仕事だった」と言い放ちました。

解説のGAKUTOも言っていましたが、メイウェザーが日本にいる事が奇跡なんです。

そもそもマーケットが全然違うボクシング会の引退した元選手がお金払うからやってくれ・・とお願いをされてわざわざ来ているのだから、ボクシングルールにするのは当然です。

その条件を呑まなければただでさえわざわざやるメリットも無いのですから。

番組で松本人志が怒っていた・・なんてネットニュースになっていますが、番組の構成上那須川天心の肩を持つようになっていますので仕方がないといえば仕方がないですね。

那須川天心サイドもあの手この手で名誉を挽回する事に躍起になっているんです。

ウェイト差や蹴りの件なんて最初からわかっていた事

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那須川天心戦のメイウェザー

那須川天心対メイウェザーで本当に不思議なんですが、エキシビジョンが終わってウェイト差とか蹴りを打たせてくれなかった・・なんて言い出しましたがそんな事は最初からわかっていた事です。

その条件を呑んでやると決めたのですから、結果が出た後に泣き言や言い訳は言わないでいただきたい。

メイウェザーもやるからにはボクシング界を背負っていますのでそりゃ当たり前の条件です。

だって元プロボクサーなのですから。

何でどうしてもやってほしいとお願いされているのに、条件をRIJINサイドに合わせなければならないのでしょうか。

メイウェザーが出した条件は当たり前です。

文句言うなら最初からやらなければいいだけです。

はっきり言って恥ずかしいです。

まとめ

メイウェザーが那須川天心サイドに出した蹴りについての条件は当たり前だと言う理由について述べさせていただきました。

メイウェザーは非常に頭の良い選手だったので、交渉の段階でRIJINサイドの魂胆や意図をよんでテーブルに付いたという事でしょう。

エキシビジョン時にボクシンググローブが大きいもので承諾しているところがメイウェザーの優しさだと思ってください。

ちなみになんですが、スパーリングだと3階級や4階級差なんて当たり前にやります。

那須川天心対メイウェザーは減量もない3ラウンドのエキシビジョンです。

ウェイト差と言うのは、絞りきった状態で計量する正式な試合で言うのはわかりますが、メイウェザーのあのたるんだ体をみてください。

上記の画像であるように同じ引退後であるマクレガー戦でのメイウェザーの体とは信じられない程の違いです。

ウェイト差や蹴りについては言い訳にはなりません。

ただ言える事は、引退した選手とはいえあの偉大なフロイドメイウェザーと手を合わせた那須川天心の勇気を讃えたいという事です。